【チェックリスト付き】内定式後の食事会を成功させる方法とは|開催手順を細かく説明

   
 
  • 更新日:2024.08.31
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    ライター
    Crowd Moove編集部
  • 更新日:2024.08.31
  • 「内定者との食事会をどのように進めればいいか知りたい」

    「社内の仲を深めるための企画が知りたい」

    多くの企業では、内定式後に内定者との食事会を行い、内定者同士や社員との仲を深める取り組みを行うのではないでしょうか。しかし、上記のように、食事会の内容に悩みを抱える企業も少なくないでしょう。

    本記事では、累計数百社の採用業務を支援してきた弊社CrowdMooveの視点から、内定者との食事会の内容や目的、開催手順、成功させるポイントまで徹底解説しています。また、食事会を成功させるためのチェックリストも用意しているため、開催時の参考にしてください。

    一般的な内定者食事会での内容

    内定者との食事会は、社内で内定者が打ち解けるために、さまざまなことを行います。ここでは、一般的に食事会で行われる内容を以下の3つ紹介します。

    • 自己紹介
    • 先輩社員との交流
    • 内定者同士で行うグループワーク

    1.自己紹介

    内定者との食事会では、自己紹介を行うのが一般的です。内定者同士や先輩社員と仲良くなるには、自己紹介を行い、お互いのことをよく知ることが重要です。自己紹介では、主に以下の内容について話すのがおすすめです。

    • 名前
    • 出身地
    • 特技や趣味
    • 入社に向けて楽しみにしていること

    自己紹介を通じて、自分の趣味や興味、職業的な背景を共有し、相手の情報にも耳を傾けることで、共通の話題を見つけやすくなります。また、リラックスした雰囲気で会話を楽しむことで、自然な形で信頼関係を築くことができ、今後の仕事においてもスムーズなコミュニケーションが期待できます。

    2.先輩社員との交流

    内定者との食事会では、先輩社員との交流をメインとしていることも多いです。業務を進める上でも先輩社員との仲を深め、信頼関係を築いておくことは重要です。

    たとえば、内定者が入社後にどのようなことを行いたいのかを聞き出し、先輩社員はそのことについてアドバイスを行ったり、自身の経験について話すことも交流の一つになります。

    先輩社員との関係が良好であれば、仕事の相談やアドバイスを受けやすく、職場でのサポートも得やすくなります。また、先輩社員が内定者のことをよく知っていると、業務の進行がスムーズになり、より良い協力関係が築けるでしょう。食事会での積極的なコミュニケーションを通じて、関係構築に努めることが大切です。

    3.内定者同士で行うグループワーク

    内定者同士で行うグループワークは、内定者が打ち解けやすくなるため、食事会でよく行われる内容でもあります。グループワークを通じて、内定者同士が自然にコミュニケーションを取り合い、お互いの性格や考え方を知る良い機会となります。

    たとえば、「学生生活にやり残したこと」や「入社後にやりたいこと」などをテーマとし、グループごとに話し合うものも、グループワークの一つです。

    グループでの活動は、チームワークや協力の重要性を理解する助けにもなり、将来の職場でのスムーズな協力関係の構築にもつながります。このような活動を通じて、より深い理解と親しみを感じることができるでしょう。

    内定者との食事会を行う目的

    内定者との食事会は、いくつかの目的のもと行われます。ここでは、以下の3つの目的について詳しく紹介します。

    • 内定者同士や内定者と社員の親睦を深める
    • 社風や文化を理解してもらう
    • 内定辞退を予防する

    1.内定者同士や内定者と社員の親睦を深める

    内定者同士や内定者と社員の親睦を深めることは、内定者との食事会を開く目的の一つです。

    出典:株式会社キャリタス 『調査データで見る「内定者フォロー」2022年卒調査

    株式会社キャリタスの行った調査によると、内定者が不安に感じていることとして、入社後の人間関係が挙げられます。社風や在籍する社員との相性は、求人情報ではわかりずらい要素であるため、不安に感じる人が多いことが考えられます。

    しかし、食事会や食事会内での催しを開催することにより、先輩社員との関係を築きやすくなるため、不安を解消することができます。また、内定者同士のつながりも強化され、チームとしての一体感を醸成する助けになります。

    2.社風や文化を理解してもらう

    社風や文化を理解してもらうことも、食事会での目的として挙げられます。社風や文化は、単なるルールや方針だけでなく、社員の日常的な行動や価値観、チームの雰囲気にも深く根ざしています。

    食事会では、リラックスした環境で実際の社員と交流することで、こうした企業独自の風土や職場の雰囲気を直接感じ取ってもらうことができます。これにより、内定者は自分がどのように企業文化に適応し、貢献できるかをより具体的にイメージすることができ、入社後のスムーズな適応に繋がります。

    3.内定辞退を予防する

    食事会の目的として、内定辞退の予防も挙げられます。内定辞退は、内定者が企業の文化や雰囲気に合わないと感じたり、他の選択肢に魅力を感じたりすることが原因で発生します。

    食事会では、企業の雰囲気や社員との関係性を実際に体験することで、内定者が職場環境をよりよく理解し、自分に合っていると実感することができます。また、リラックスした状況での交流により、内定者の不安や疑問が解消され、企業へのエンゲージメントが高まることで、内定辞退のリスクを減少させることができます。

    内定者食事会の開催の流れ

    内定者との食事会の開催手順は以下の通りです。それぞれの内容を詳しく解説していきます。

    1.食事会の目的を明確にする

    2.開催に必要な準備を行う

    3.当日の運営を行う

    4.食事会後のフォローを行う

    1.食事会の目的を明確にする

    初めに、食事会の目的を明確にしましょう。せっかく内定者との食事会を開いても、目的を明確にしていなければ、思うような効果は得られません。そのため、何のために食事会を開催し、どのような状態になりたいのかについて明確に考えておきましょう。具体的には、以下のような内容について考えましょう。

    • 何のために食事会が必要か
    • 誰にどのような状態になってほしいか
    • 入社後の業務でどのように活かしたいか

    特に、食事会をどのように今後の業務につなげるかまで考えることで、食事会をより効果的に行うことができます。また、食事会の目的を明確にすることで、目的に沿った適切な催しを用意することができるとともに、食事会の計画をより効率的に行うことができます。

    2.開催に必要な準備を行う

    次に、開催に必要な準備を行いましょう。開催に向けて必要な準備は主に以下の通りです。

    • 参加人数の確認
    • 予算の設定
    • 日程調整
    • 開催場所の確保
    • レイアウトの作成
    • 食事内容の設定
    • 食事会内のイベントの決定
    • 備品の手配
    • タイムスケジュールの作成と共有

    初めに、参加人数や予算、日程調整、開催場所などについて確定させましょう。参加者のスケジュールを確保するためにも、ここまでの内容はできるだけ早く行い、事前に告知しておくことが重要です。

    次に、参加者がコミュニケーションを取りやすくするために机や椅子のレイアウトを検討します。特に、食事内容に関するトラブルは起こりやすいため、事前に参加者にアレルギーを聞くなどして、食事会のメニューを決定しましょう。さらに、「一般的な内定者との食事会での内容」で紹介したように、食事会内での催しを考えましょう。BGMなどを用意するなど、イベントでの演出を考えておくことも重要です

    そして、イベント内容が決定したらそれに必要な備品を用意する必要があります。イベント内で景品を渡したい場合には、納期までに時間がかかる場合があるため、早めに準備しましょう。最後に、当日のタイムスケジュールを作成し、運営側で事前に共有しておくことで、スムーズに当日の進行を行うことができます。

    3.当日の運営を行う

    当日は、事前に決めた計画をもとに、運営を行いましょう。内定者との食事会では、主に以下のような進め方で行うのが一般的です。

    1. 参加者の歓迎
    2. 乾杯の挨拶
    3. アイスブレイクや催し
    4. 食事・交流
    5. アンケートの実施
    6. 閉会の挨拶

    初めに、参加者が会場に到着した際に、あたたかく歓迎しましょう。案内が完了したら、食事会の開始の合図として、乾杯の挨拶を行います。乾杯の挨拶が不十分で、開始の合図が不明瞭になると、イベント全体のスタートが不明確になるため、挨拶の内容を事前に練り、誰が行うかを決めておきましょう。その後、自己紹介など、事前に準備した催しなどを行い、内定者や社員全体が打ち解けられるようにしましょう。

    その後は、食事などを通して自由に交流できる場を設けます。参加者がリラックスしながら食事を楽しめるように、BGMや照明を利用した雰囲気づくりをしましょう。そして、閉会の前にはアンケートを実施し、次年度に内定者の食事会を開催する際の参考にしましょう。最後に、閉会の挨拶を行いましょう。

    4.食事会後のフォローを行う

    食事会の開催後は、参加者や今後の食事会に対してのフォローを行います。参加してくれた内定者や社員の人へ、開催後にお礼のメッセージを送りましょう。食事会後にメッセージを送ることで、好印象に思ってもらうだけでなく、内定者からの信頼度を上げることができます。

    特に、メッセージの内容は一人一人に送る場合、 お礼のメッセージが一律で形式的だと、個々の参加者に対する感謝の気持ちが伝わりにくいことがあるため、具体的な会話内容を入れるなど、カスタマイズされたメッセージを送りましょう。また、アンケート内容を集計し、分析しておくことで、次年度の食事会をより良いものへ改善することができます。

    内定者との食事会を成功させるポイント

    内定者との食事会を成功させるポイントはいくつかあります。ここでは、以下の5つについて詳しく解説します。

    • さまざまな立場の既存社員に参加してもらう
    • アレルギーや得意不得意、宗教を考慮して準備する
    • 開催日の数日前にリマインドする

    1.さまざまな立場の既存社員に参加してもらう

    内定者との食事会を成功させるには、若手社員やベテラン社員、人事担当者から経営陣まで、さまざまな立場の既存社員に参加してもらうことが重要です。多様な職種や役職の社員が参加することで、内定者は会社の多面的な側面を知ることができ、実際の業務や職場環境についてより具体的な理解を得ることができます。さらに、異なるバックグラウンドや経験を持つ社員との交流は、内定者にとって貴重な学びの機会となり、会社への適応やモチベーションの向上に繋がります。

    このように、さまざまな立場の社員を巻き込むことで、内定者がより広い視野を持ち、会社のカルチャーや価値観を深く理解できる環境を作ることができます。

    2.アレルギーや宗教を考慮して準備する

    アレルギーや宗教を考慮して準備することは、食事会を成功させるために重要なことです。言うまでもありませんが、すべての人が同じ内容の食事を行うのは難しいです。そのため、事前にアレルギーや宗教上食べれないものがないかについてのヒアリングを行いましょう。

    もし、特定の人が食べられないものがある場合には、代わりの食事をいくつか用意しておく必要があります。また、食事会当日には、アレルゲンや宗教的制約に対応した食事があることを確認するなどして、参加者が安心して食事を楽しめる環境づくりを行いましょう。

    3.開催日の数日前にリマインドする

    開催日の数日前にリマインドすることも、内定者との食事会を成功させるためのポイントの1つです。食事会に関するリマインドを行うことで、参加者が食事会の日程を忘れてしまったり、誤って違う予定を入れてしまうなどのトラブルを防ぐことができ、当日の出席率を向上させることができます。また、リマインダーを送ることで、参加者は食事会の詳細を再度確認することができ、必要な準備を整えることができます。

    リマインドの際には、以下のような情報を載せましょう。

    • 日程
    • 時間
    • 場所
    • 服装の注意点

    重要な情報を箇条書きで明確に伝えることで、参加者が安心して準備することができます。特に、内定者は服装の規定がない場合に、何を着ていくか迷ってしまうことがあるので、あらかじめ服装に関して規定の共有を行っておくのが親切です。

    【内定者との食事会を成功させるためのチェックリスト】

    以下は、内定者との食事会を行うためのポイントや必要事項をチェックリスト化したものです。食事会を開催する際の参考にしてください。

    1. 食事会の目的が明確になっているか?
    2. 参加人数が確認されているか?
    3. 予算が設定されているか?
    4. 日程調整が完了しているか?
    5. 開催場所の確保ができているか?
    6. レイアウトの作成が完了しているか?
    7. 食事内容が決定しているか?
    8. アレルギーや宗教的制約に対応するためのヒアリングが行われたか?
    9. 食事会内のイベントや催しが決定しているか?
    10. 備品の手配が完了しているか?
    11. タイムスケジュールが作成され、運営側で共有されているか?
    12. さまざまな立場の社員が参加するよう手配されているか?
    13. 参加者にリマインダーが送付される準備ができているか?
    14. リマインダーに必要な情報(日時、場所、服装)が含まれているか?
    15. 食事会当日の歓迎の準備が整っているか?
    16. 乾杯の挨拶が用意されているか?
    17. アイスブレイクや催しの準備ができているか?
    18. 食事中の交流を促進するための雰囲気づくりがされているか?
    19. アンケートの実施準備が整っているか?
    20. 食事会後のフォロー(お礼のメッセージやアンケート分析)の準備ができているか?

    対面・オンラインで楽しめるおすすめ企画

    対面やオンライン問わず楽しめるおすすめ企画を以下の4つ紹介します。内定者との食事会でレクリエーションを行う際の参考にしてください。

    • サイレント自己紹介
    • 共通点探しゲーム
    • 他己紹介
    • 社員クイズ

    1.サイレント自己紹介

    サイレント自己紹介は、自己紹介の一部を単語のみ口パクにすることで、その部分の言葉を当ててもらうゲームです。

    たとえば、話し手は「好きな食べ物は〇〇(口パク)です」や「趣味は〇〇(口パク)です」など、文中の一部を口パクにし、聞き手はその人をイメージしながら話している内容について考えます。

    準備するものは必要なく、人数制限も無いため、さまざまな状況でも楽しむことができます。特に、オンライン上で行う場合には、ミュート機能を使うことで簡単に実施できるため、おすすめのレクリエーションです。

    2.共通点探しゲーム

    共通点探しゲームとは、チームを組んだ仲間と対話をし、制限時間内にチームメイトとの共通点を見つけだすゲームのことです。相手の特徴を知るきっかけとなったり、共通点を見つけることで、その後の相手との話題にもつながります。詳細は以下の通りです。

    【基本情報】
    準備するもの:紙とペンなど、メモできるもの
    人数:2人~30人程度時間:30分~1時間

    【手順】
    1.参加者を2〜4人のチームに分ける
    2.チーム内で1人1分程度の自己紹介を行う
    3.チームの代表者を1分以内で決定する
    4.チーム内でお互いの共通点をできるだけ多く探す最もユニークな共通点を2分以内に1つ選定する
    5.代表者は、全員に向けて最もユニークな共通点と選んだ理由を発表する
    6.最もユニークな共通点を発表したチームの優勝

    このゲームでは、共通点を探すことで、心の距離を縮めやすく、緊張を和らげることができます。また、全員が共通点を探すために自分のことを話す必要があるため、全員が発言する機会を得ることができます。

    3.他己紹介

    他己紹介は、チームを組んだ相手の紹介を行うゲームです。相手を理解するために、コミュニケーションを取る必要があるため、仲を深めやすいです。詳細は以下の通りです。

    【基本情報】
    準備するもの:なし
    人数:2人以上
    時間:30分~1時間

    【手順】
    1.参加者を2人組もしくは3人組に分ける
    2.参加者同士で質問を行う
    3,10分間で質問内容と答えを整理し、発表の準備をする
    4.チームごとに発表を行う

    このゲームでは、コミュニケーションを通じて、相手への理解を深めることができます。また、限られた時間で必要な情報を集め、整理して発表する力を鍛えることもできるゲームです。

    4.社員クイズ

    社員クイズは、社員にまつわる問題を集めたクイズ大会です。〇×形式もしくは3択クイズを出題し、グループで答えを予想してもらい、正解が多かったチームを優勝とするのが主なルールです。以下の例をもとに問題を作成しましょう。

    【例】

    • 社長が飼っている動物は? A.猫 B.犬 C.カメ
    • 人事部の〇〇さんが最近ハマっていることは? A.料理 B.釣り C.ジグソーパズル
    • 社員で最も多いのは5月生まれである。〇か×か

    このゲームは社員のことを知るきっかけになり、社員との話題作りにつながります。また、答えを予想することで、内定者同士がコミュニケーションを取りやすく、仲を深めることができます。特に、意外な答えが正解の場合には盛り上がるため、内定者同士や社員との距離を縮めやすくなります。

    【リソースの確保は従量課金制の株式会社Crowd Mooveがおすすめ】

    出典:株式会社Crowd Moove

    内定式後の食事会を企画するとしても、日頃の業務を放棄するわけにはいきません。しかし、リソース不足により、日常業務と食事会の企画を同時に進めるのは難しいと感じている企業も多いでしょう。そこでおすすめなのが弊社Crowd Mooveでのアウトソーシングです。

    弊社Crowd Mooveでは、多くの支援実績から得たノウハウを活かし、さまざまな業務の依頼を受け付けています。依頼から1〜3営業日以内に着手可能で、専属のアシスタントが付き、6時間以内に返信を徹底などのスピード対応が特徴の一つです。さらに、メール送信などの業務は自社内のスタッフが行うため、作業の少ないコアな業務から作業の多い業務まで委託可能です。

    業界では珍しい1時間2200円の従量課金制であるため、無駄なコスト削減につながります。また、急な稼働や業務内容の変更、ピンポイントの業務依頼にも対応可能です。

    まとめ

    ここまで、累計数百社の採用業務を支援してきた弊社CrowdMooveの視点から、内定者との食事会の内容や目的、開催手順、成功させるポイントまで解説してきました。内定者との親睦を深めることで、内定辞退を防いだり、その後の業務をスムーズに進めることができます。そのため、本記事の内容を考慮して、食事会の開催を行いましょう。

         

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