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投稿日:2024.10.14(月)
更新日:2024.10.28(月)
目次
秘書代行サービスとは、企業の業務をサポートするアシスタントを提供している事業です。秘書代行サービスを利用することで、新たに人材を採用・育成する手間を省くことができて、なおかつ活用の仕方では、正社員を雇うよりも低コストでサポートを依頼できます。
以下では秘書代行サービスについて詳しく解説します。
秘書 オンライン秘書 任せられる業務 社員のスケジュール管理・交通のて手配・来客対応・電話メール対応・資料作成 秘書・経理・人事・メディア運用・カスタマーサポート・データ入力・デザイン 出社 ○ × オフライン業務 ○ × 秘書以外の専門スキル × ○
秘書は紙の書類・領収書の整理であったり、上司に同行してスケジュール管理・連絡などの仕事を主に行います。
それと比べ、現代主流になってきたオンライン秘書は全てをオンライン上で依頼できるサービスです。
秘書との明確な違いは、オンライン秘書は秘書業務だけでなく、経理、人事、web運用、事務などのスキルも保持していて、幅広い業務のサポートまでもアシスタントによってはサポートできる点です。
秘書代行サービスを提供している企業では、筆記試験・研修などを導入している企業もあり、アシスタントのスキルの審査・育成が行われています。それにより、経験を積んだスキルのあるアシスタントが多数所属しています。
秘書代行サービスに依頼することで、新人を育成するよりも早く業務に取り掛かれたり、ある程度のスキルを所持しているため、一定の成果は期待できます。
上記に記した通り、オンライン秘書には幅広い業務委託が可能です。企業の業務には利益に直結するコア業務と、スケジュール管理などの利益に直結はしないノンコア業務に分けられます。秘書業務にスキルがある秘書サービスは、ノンコア業務に時間を取られてコア業務に集中できていない企業におすすめです。
また、スケジュール管理などの秘書業務から見積作成の経理、マーケティング・広告などのSNS運用などの専門的なノウハウが必要なスタートアップ企業は多いです。そこで、オンライン秘書を依頼することで、これらの業務を全て委託し、ノウハウの確保も可能になります。
秘書代行サービスを依頼することで以下のようなメリットが期待できます。
これらのメリットについて詳しく解説します。
企業の業務は、利益に直結するコア業務と、コア業務を支えるノンコア業務に分けられます。やはり利益に直結するコア業務にフォーカスして働くことが一番です。
しかし、そのコア業務の基盤は顧客との電話対応・スケジュール管理などのノンコア業務です。このノンコア業務に多くの時間を割いてしまっている企業も多いのではないでしょうか。
このノンコア業務を外部に委託することにより、自社のコア業務に集中できる環境が整います。
コア業務 ノンコア業務 利益に直結する 直接的な利益は生み出さない ルーティン化が困難 ルーティン化が容易 社員での作業推奨 アウトソース推奨 戦略の立案・策定・営業・製品の設計・開発 資料作成・給与管理・問い合わせ対応・清掃業務
オンライン秘書は人事業務・マーケティング・web運用などの専門的なノウハウを必要とする業務まで担当しているアシスタントもいます。よって、秘書がいない企業だけでなく、人材が不足している企業でも多く導入されています。
オンライン秘書を雇う場合、時給での従量課金制か月額制の二種類があります。どちらも稼働時間を自社が設定できるため、自由なシフトを組むことが可能です。
下記は月額制、従量課金制の概要・メリット・デメリットをまとめた表です。
月額制 従量課金制 概要 毎月一支払うことで支払うことで、契約した時間分を好きなだけ使えるという課金方式 依頼した業務にかかった時間分の料金が発生する課金方式 メリット 料金体系がわかりやすく安心感がある
業務量が多いときに適している利用した分の料金しか払わないので、無駄なコスト支払わないでよい デメリット 実働時間が少ない月は時間が余ってしまう 難易度で料金が変動することにより、料金を見積もることが難しい
以下は必要業務数が週2回と仮定した場合の、各雇用制での料金比較表です。アルバイトは出勤予定日を強制することが難しいことから、週5で出勤していると仮定しています。月額制、アルバイトは相場から算出して、従量課金制はCrowd Mooveの費用から引用しています。
アルバイト 正社員 月額制 従量課金制 稼働日数 週5 週5 選択可能 週2 実働時間(月) 8時間×20日
=160時間8時間×20日
=160時間30時間 8時間×8日
=64時間時給 1,800円 なし なし 2,200円 費用 約30万円 約30万円
+採用コスト3.5万円
~20万円約15万円
上記からわかる通り、必要業務が週2の場合、アルバイト・正社員は雑務を任せるなどの無駄なコストがかかってしまいます。秘書代行サービスを活用することにより、コストの最適化が可能になります。
オンライン秘書には採用コストが一切かからずにサポートを開始してくれます。
通常、従業員が退職する際には、業務の引き継ぎから補充の採用・育成までのコストと手間がかかります。
オンライン秘書にはそれらの広告掲載・選考などの採用コストが一切かからずに業務を依頼することが可能です。また、会社の選考基準から選ばれた経験とスキルが豊富なアシスタントですので、育成の手間もかからずに、業務を委託することができます。オンライン秘書は専門的なノウハウも所有している方も多いため、アシスタントから学ぶこともあるでしょう。
通常社員と異なる点として、退職という概念がないというのも1つのメリットです。オンライン秘書は外部に委託しているだけですので、退職のリスクは全くありません。
秘書代行サービスを利用する上でたくさんのメリットがありますが以下のようなデメリットも存在します。
以下ではそのデメリットについて詳しく解説します。
オンライン秘書を委託する場合、アシスタントを選ぶことは難しいです。秘書サービスを提供している会社の選考基準から選ばれているため、ある一定のスキルを持っています。しかし、どこまでのスキルを保持しているかは委託してからでないと詳細は不明です。
アシスタントもロボットではないので、できる業務内容、業務をこなすスピードは変わってきます。委託会社の実績、もしくは検討している個人アシスタントの経歴、場合によっては英語力などを詳しく調べることが大切です。
オンライン秘書は、仕事の指示を含め、コミュニケーションをとる手段がオンライン限定となっています。メールの文面だけでは解釈の違いが生まれる可能性が考えられます。もちろんオンラインでの連絡により、在宅でも仕事ができるなどの利点もありますが、zoomなどのオンライン会議ツールを活用することが重要です。
出社していないためにちょっとした口頭の指示も、逐一メールで伝えなければいけないために手間がかかるなどのデメリットもあります。
オンライン秘書は幅広い業務内容がメリットですが、その分正社員と比べると専門性が劣ってしまいます。もちろん専門性を個性にしているアシスタントもいます。委託する場合は、正社員の穴埋めというよりは業務のサポート中心だと考えることが大切です。専門性を求める際は、業務遍歴などを詳しく調べる必要があります。
オンライン秘書と派遣社員は会社のサポートをするといった点で同じように考えられることが多いです。違いとしては以下のことが挙げられます。
これらを詳しく解説します。
オンライン秘書と派遣社員ではかかるコストが顕著に異なります。以下に比較表でまとめました。
オンライン秘書 派遣社員(一般事務従事者) コスト(月) 3.5万円~20万円 17,145×20日=約35万円 実働時間(月) 30時間 8時間×20日=160時間 引用元 相場から算出 令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)
引用元:「令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」
この比較表からわかるように、派遣社員と比較すると格安です。オンラインアシスタントは稼働時間も10時間ごとで選択が可能であったり、柔軟なプラン変更ができます。
オンライン秘書は派遣社員と比べて即戦力になります。
派遣社員は、業務を一から教えなければいけないため、業務に慣れる時間もかかります。それにより、成果を出すにも時間がかかってきます。
オンライン秘書は会社の選考基準で選ばれていて、更に秘書業務からアシスタントによってはクリエイティブな業務まで幅広い業務経験があります。よって、派遣社員とのスキルの差は歴然です。
また、アシスタントのスキルと企業の要望をマッチングさせるため、自社のルールと必要な情報だけですぐに業務が始められます。
依頼したい業務が決まっている場合は、オンラインアシスタントサービスを検討することをおすすめします。
オンライン秘書は出社をしないため、紙の書類整理・郵送、シュレッダー処理などのオフライン業務ができません。一方、派遣社員はこういった業務をすることができます。
オンライン秘書を活用して、自社の負担を減らすには、何が必要なのかを洗い出してオンラインで対応可能な業務を明確にして委託することが重要です。
オンライン秘書はサービスによって強みとしている分野であったり、料金体系などが変わります。自社の課題に合わせたサービス選びが重要になります。そこで、選ぶ際のポイントを以下に挙げました。
以下ではこれらについて解説します。
オンライン秘書には様々な業務が委託可能です。
オンライン秘書の基本の仕事の秘書・事務作業から経理・人事採用・ネットリテラシーの必要なメディア運用までもサービスによって依頼可能です。
「オンライン秘書」の幅広い業務は上記だけではありませんが、主にこれらを委託可能です。これらの中から自社が求める業務はなにかを見極め、その分野に強いオンラインアシスタントを雇う必要があります。
オンラインアシスタントを雇う上で、最も重要なコストです。オンラインアシスタントには月額制、時給での支払いの従量課金制の2つがあります。
月額制は「月10時間の稼働で3万円」などと月額で決まった料金を支払う形態です。月に何時間働くといった契約ですので、業務が少ない月は稼働時間が余ってしまうといったことが考えられます。その問題を解決するために、料金プランの変更であったり、稼働時間の繰り越しを可能にしている企業があります。
サービスごとに契約期間や契約時間が変わるため、自社のニーズに合っているかを見極めることが大切です。
従量制は業務の量に応じて、働いた分だけ料金が発生します。よって、無駄な費用が抑えられることが利点です。
例えば、Crowd Mooveでは、一律1時間2,200円でサービスを提供しています。
自社の求めるスキルをもったアシスタントに委託しましょう。企業ごとに強みにしている分野であったり、方法が変わります。企業のホームページにある導入事例などを詳しく調べることが大切です。
また、企業によっては外国語に対応していたりと、様々な専門スキルをもったアシスタントを雇用しているところも多いです。自社の課題に沿った雇用を見つけましょう。
企業によっては始めに2時間程度のトライアル期間を設けている企業もあります。トライアル期間にアシスタントのスキルを把握して、契約するか否かの判断をすることができます。
以下に比較表を示しました。上記で記したポイントを踏まえて、秘書サービスを提供している企業を比較する際の参考にしてください。
サービス名 1時間当たりの料金 業務範囲 アサイン制 特徴 Crowd Moove
アシスタント一律2,200円/1時間 ○ 専属 専属アシスタントが付き、素早い対応が可能。
メール送信などの作業量が多い業務は社内で分担。
1時間からの従量課金制の委託が可能でかなりの低コストを実現オンラインアシスタント
フジ子さん2,400円/1時間
(税抜12万円/月50時間)○ チーム制 メインアシスタントの下でそれぞれの分野のプロが稼働しているため、同時に複数の業務委託可能。
比較的低コストでの委託可能。無料トライアル有。
月ごとにプラン変更可能。HELP YOU 3,333円/1h
税抜15万円/月45時間◎ 専属/チーム制 1人の固定専属アシスタントがサポート。
様々な業務スキルを持つ500以上のアシスタントから企業ニーズにマッチング。
チーム制も導入しており、選択可能。ビズアシ 要問い合わせ ◎ 専属 業種にニーズに応じて600万人の人材から適したアシスタントとマッチ可能。
豊富な人材により様々な業務を委託可能。
チーム制ではなく個人に委託する形式。CASTER BIZ 4840円/1h
税抜13.2万円/月30時間○ チーム制 優秀な人材がチーム体制でサポート。
幅広い業務に対応可能。
24時間365日対応することが可能。Remobaアシスタント 3000円~/1h
税抜9万円/月30時間○ チーム制 独自の採用基準で全国から選ばれた優秀なアシスタントが在籍。
チーム体制での効率的な業務で満足度が高い。i-STAFF 2700円~/1h
税抜8.1万円/月30時間○ 専属 圧倒的なスピードでの対応や高クオリティで企業満足度の高いサービス会社。
業界唯一の返金保障付き。無料トライアル有。オフィスジャパン 要問い合わせ △ 記載なし 受信・発信・システムをサポートするサービス。
電話代行・メール送信・サイト制作などの業務委託委託可能。
24時間365日対応。
依頼から1〜3営業日以内に着手開始ができます。また、専属のアシスタントが付き、6時間以内に返信を徹底などのスピード対応をしています。
メール送信などの業務は自社内のスタッフが行うため、作業の少ないコアな業務から作業の多い業務まで委託可能です。
業界では珍しい従量課金制であるため、無駄なコスト削減に繋がります。また、急な稼働時間、業務内容の変更にも対応可能です。
アサイン制 専属アシスタント 料金 1時間:2,200円
契約期間:なし契約時間の繰り越し 従量課金制なのでなし 対応業務 ・バックオフィス
・人事
・カスタマーサポート
・マーケティング
・営業おすすめしたい企業 月ごとに依頼したい業務量が異なる企業
低コストで有能な人材が多く、業界水準のおよそ半額で提案します。
業務量に応じて10時間から月額料金プランを変更できるため、業務量が変動してもプランを変更して人件費を調整できます。
無料トライアルがあるため、実務能力の事前チェックができ、もし合わなければ翌月に解約できます。
アサイン制 チーム制 料金 1ヶ月
33,000円(10時間)
62,700円(20時間)
トライアル期間:あり
最低契約期間:1ヶ月契約時間の繰り越し なし 対応業務 ・秘書/総務
・人事
・経理
・webサイト運用おすすめしたい企業 なるべく安く委託を始めたい企業
出典:株式会社ニット
パソコン業務はなんでも相談可能です。窓口の担当ディレクターが依頼主の要望に合わせてそれぞれの分野のアシスタントを集めて、業務をサポートします。
500人の経験豊富なアシスタントから平均5人のチームで業務を遂行するので、スキルを組み合わせて幅広い業務に対応可能です。
アサイン制 チーム制と専属制選択可能 料金 【チームプラン】
100,000円(30時間)
150,000円(45時間)
契約期間:6ヶ月
【1名専属プラン】
150,000円(45時間)
200,000円(60時間)
契約期間:1ヶ月契約時間の繰り越し なし 対応業務 ・秘書/総務/翻訳
・経理
・人事/労務/採用
・マーケティング
・広報
・ECサイト
・資料作成おすすめしたい企業 様々なノウハウが欲しい企業
出典:株式会社クラウドワークス
国内最大級のクラウドソーシングサービスであり、600万人から要望にぴったりのアシスタントが見つかります。
チーム制ではなく、固定のアシスタントが業務に対応しています。契約前に経歴書確認とオンライン商談でミスマッチを防止できます。
アサイン制 専属 料金 【データ入力やメディア運営の場合】
1ヶ月契約:132,000円(60時間)
3か月契約:128,040円(60時間)
6ヶ月契約:125,400円(60時間)
12か月契約:122,760円(60時間)契約時間の繰り越し あり 対応業務 ・秘書
・営業事務
・ライティング/編
・人事/労務
・経理
・カスタマーサポート
・データ入力
・デザイン/コーティング
・広告運用
※その他業務も相談可能おすすめしたい企業 専門性の高いアシスタントを雇いたい企業
出典:株式会社キャスター
全国の優秀な人材が、チーム体制で業務をサポートします。
幅広い業務領域に対応可能です。プランは月30時間から、24時間365日対応しています。ニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできます。
アサイン制 チーム制 料金 6ヶ月契約:145,200円(30時間)※1
12か月契約:132,000円(30時間)※2契約時間の繰り越し あり 対応業務 ・秘書
・営業事務
・人事
・経理サポート
・翻訳
・制作おすすめしたい企業 コストが高くても、業務を丸投げしたい企業
出典:株式会社Enigol
会社独自の採用基準で、全国からアシスタント候補者をスクリーニングしています。リモートアシスタントに特化した教育を行っていて、スキルを磨くことで、サービス提供をスムーズに行えます。
オンライン対応のスキルを持っているため、ITリテラシーが高く、依頼した企業が普段から使用しているコミュニケーションツールでの対応が可能です。
アサイン制 チーム制 料金 6ヶ月契約:105,600円(30時間)
12か月契約:99,000円(30時間)
カスタムプランあり契約時間の繰り越し あり(1時間当たり500円) 対応業務 ・秘書/庶務
・営業事務
・データ入力
・webサイト運用おすすめしたい企業 信頼が厚いサービスに委託したい企業
出典:ファイバースター株式会社
厳しい採用条件でアシスタントを採用しており、採用率は1%であり、そのため優秀な人材が在籍しています。
幅広い業務に対応可能でオフライン業務にも対応可能です。オフィスに溜まった書類などを郵送すれば、整理やファイリングも可能です。
業界唯一の返金保証付きサービスとなります。万が一、ご満足いただけなかった場合は返金が可能です。
アサイン制 専属 料金 3ヶ月契約:125,400円(30時間)
6ヶ月契約:102,300円(30時間)
12か月契約:89,100円(30時間)
カスタムプランあり契約時間の繰り越し なし 対応業務 ・秘書/庶務
・経理
・webサイト運用
・人事
・営業おすすめしたい企業 秘書代行を利用するべきか悩んでいる企業
出典:株式会社オフィスジャパン
秘書業務の中でもコアな部分に専門性を持たせたサポートです。
電話代行サービス・メール送信の受信・発信サービスから、webサイト制作、電話自動応答システムなどのシステムサービスも対応可能です。
アサイン制 記載なし 料金 記載なし 契約時間の繰り越し 記載なし 対応業務 ・電話代行/電話秘書
・テレマーケティングサービス
・メール送信
・webサイト制作おすすめしたい企業 電話対応のみなどの狭い業務を委託したい企業
秘書サービスをうまく活用するには、自社のニーズをきちんと把握することが大切です。
オンライン秘書という仕事が様々な業務を含んでいるため、秘書サービスを提供している企業には、料金体系や、強みとしている業務内容が異なります。委託したい業務内容を委託したい料金内で、その業務が個人かチームに委託するべきかも変わってきます。
これらを踏まえた上で、活用できるサービスを選びましょう。
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